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ONTAP(オンタップ)またはData ONTAP(データ・オンタップ)は、ネットアップのNAS装置で使用されているアプライアンスOS。 == 概要 == 同社はData ONTAPを「プラットフォームOS」と呼び、柔軟な管理と高い可用性を実現するとしている〔NetApp プラットフォームOS 〕。 Data ONTAPは、NetBSDやLinuxを基にカスタマイズされたもので、コマンドやCIFS/NFS/FTP/iSCSI/FCPなどの統合ストレージ管理機能は、ONTAP用にRFCや規定を準拠した独自の動作仕様及び、設定体系となっている。基本的なNAS機能としてのNFSやCIFSベースの機能だけでなく、一般に他サーバで提供される各種機能などをオプションベースで提供できる。 ファイルシステムは独自のフルジャーナルファイルシステムであるWAFL(Write Anywhere File Layout)を採用しており、ダブルパリティRAID 6であるRAID-DPや、オンラインバックアップ機能であるsnapshotやSnapRestoreといったリストア機能や、ディザスタリカバリにも使用できるSnapMirrorなどの機能を持つ。同社はこれら機能を、柔軟な運用管理性、設定の容易さ、安定性、広い実績を持つと主張している。 動作はインテル Xeonを対象にしており、単一ABIをサポートするELF形式のオブジェクトフォーマットを使用している。また、最近ではプロセッサにAMDのOpteronを採用するなど全製品ラインの強化が進められている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ONTAP (OS)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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